人間の皮膚には7種類のセラミドが存在し、そのうち最も多く含まれているのがセラミド2です。
その量は、全体のおよそ21%とも言われ、セラミド2が肌に及ぼす影響力は非常に高いと考えられています。
しかし、セラミド2は、人工的に合成されることが困難で、類似構造の「擬似セラミド」がその代用品とされてきました。
ところが、1990年代後半になると、人間の皮膚のセラミド2と同じ構造を持つものが開発され、「天然型セラミド2」として登場しました。
これは、「不斉合成」と呼ばれる最先端技術を駆使して生まれたものです。
野依良治名古屋大学教授らの研究で、2001年度のノーベル化学賞を受賞した「触媒による不斉合成」と同じ技術です。
「天然型セラミド2」は、合成擬似などとの比較実験において、格段のバリア率が示されています。
実験結果では、「天然型セラミド2」のおよそ88%という高いバリア率が、実証されました。
野依良治教授の不斉合成技術は、地域産業にも生かされています。
静岡県磐田市の磐田商工会議所では、不斉合成の「天然型セラミド2」を地域資源として、化粧品を開発しました。
ノーベル化学賞の技術の化学用語から、「セラキラル」と命名された化粧品ブランド。
工業製品を地域資源として、「地域資源∞全国展開プロジェクト」に参画したことで、全国から高い関心を集めています。
本来、不斉合成「天然型セラミド2」を使用した化粧品は高級なイメージがありますが、「セラキラル」は、驚くほどの低価格が特長です。
「安心、安全、低価格」をモットーに開発された「セラキラル」は、全国市場に向けて発売されています。
「セラキラル」から、発売されている化粧品は2種類です。
「オールインワンジェル」は、化粧水、乳液、美容液、保湿クリームの全ての働きが、「セラキラル」1本だけで済む、シンプルなスキンケア商品。
「フェイスマスク」は、6枚入り1セットで、お肌のスペシャルケアに使えます。
伸びがよく、ツッパリ感が消えた、しっとりするというユーザーの満足の声が多い「セラキラル」。
不斉合成「「天然型セラミド2」の配合で、紫外線や加齢、乾燥などのトラブルから、お肌を保護し、瑞々しさと潤いを保つのに効果があります。